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2020/02/06

金融経済講演会を開催

1月9日、ホテルグランシェール花巻において新春恒例の金融経済講演会が開催されました。当講演会には、役員議員はじめ会員154人が出席し、講師には、田口幸雄岩手銀行頭取をお迎えし、「花巻から起こす地方創生」と題して講演を頂きました。
講演の中で、田口頭取は、国内経済の動向について、当面は海外経済の減速の影響がみられるものの、基調としては緩やかに拡大していると説明しました。2020年度の国内経済の見通しとしては、消費増税の影響は小幅にとどまる見込みで、オリンピック・パラリンピック開催に向けて、緩やかに回復すると話し、長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続するもとで、短期・長期の実質金利がマイナス圏で推移すると想定。また輸出は各国のマクロ経済政策の効果やIT関連財のグローバルな調整の進捗を背景に、当面弱めの動きが続くと説明しました。
県内経済の見通しとして、全体として回復基調で推移する傾向にあり、キオクシア(=旧東芝メモリ)の国内最大級半導体工場が量産開始する影響から、県南を中心に企業立地が拡大、更なる集積が期待されるとしました。また、インバウンドによる観光振興として、体験型観光を求め、県内においても外国人客が増加すると示しました。一方で、近年の台風や豪雨による自然災害の危険性や経営者の高齢化に伴う後継者不足について触れ、若者の転出超過を不安視しました。2020年度は米中対立の長期化の影響から、SDGsや5Gなど先見かつグローバルな視点から時代を生き抜く重要性を強調していました。
講演会終了後は、懇談会が開催され出席者は、田口頭取や頭取と同行された岩手銀行の役員や市内の各支店長の方々と盛んに意見を交換していました。