今年は未年です。羊は性質が善く、温和で協調性に富み、発展の要素を強く持っているといわれています。そのために「美」「善」「義」「祥」「鮮」など良い意味の文字に使われます。又、古来より「羊雲がでると吉祥事がある」、「朝、羊の群れに会うと良いことがある」等と言われ、大変縁起の良い動物として知られています。
一方、悩みを抱え、困っている人は「迷える子羊」に例えられます。「多岐亡羊」は、分かれ道が多いために、逃げた羊を見失ってしまうという意味で、方針が多いために、どれを選んだらいいのか困ってしまうことです。
今年も、一人ひとりが迷わず、自分を見失わないよう、目標をしっかりと見定め、その実現に向かってがんばっていきましょう。
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