3月24日、ホテルグランシェール花巻において「新型コロナウイルス感染症関連 支援施策説明会&個別相談会」が開かれました。当会議所で実施した影響調査では、全体の54%の事業所が「資金繰り支援」や「雇用調整助成金」に関する支援を活用したいと回答しており、最新の支援策について情報提供するため、花巻市内の事業所においても大きな影響を与えていることを受けて、緊急で開催されました。
2部構成となっており、13時30分から支援施策説明会、その後14時30分から個別相談会が行われました。説明会には約120名が参加して、現状打ち出されている支援策等について、岩手県信用保証協会は施策セーフティネットワーク保証、日本政策金融公庫は同じく施策セーフティネットワーク貸付等、岩手労働局は雇用調整助成金の特例措置について、それぞれ説明をしていただきました。特にも、経営の安定に支障が生じている中小企業・小規模事業者を対象としたセーフティーネット保証の資金繰り支援制度、さらには経営環境の整備として、一時的に休業等により、労働者の雇用維持を図った場合の雇用調整助成金等について、ポイントを絞って示されました。
その後の個別相談会では、小売や宿泊、運輸業関係の事業所を中心に売上減少や今後の見通しが立たないといった不安を抱えており、担当職員の説明を熱心に聞いていました。