第56回 花巻市景況調査結果(令和6年1月~3月期)

【調査結果の概要】

花巻市の業況判断DIは、全産業平均で18.5ポイント減少し、マイナス幅が拡大した。全国平均(▲10.4)と比較すると19.7ポイント、東北平均(▲14.6)よりも3.9ポイント低い数値を示した。産業別に見ると、卸売業は横ばいを示したが、製造業、建設業、小売業、サービス業はポイントが低下した。製造業、建設業はマイナス域に転じ、建設業は42.1ポイント低下した。サービス業は2期連続でマイナス幅を拡大させた。来期見通しは、全産業好転を示しており、大幅な回復が予想されている。

全国の調査結果では、全産業平均で▲10.4(前期差8.5ポイント増)となり、3期ぶりにマイナス幅が縮小した。産業別に見ると、製造業が▲12.8(前期差3.3ポイント増)と3期ぶりにマイナス幅が縮小した。非製造業では、▲9.7(前期差10.2ポイント増)と3期ぶりにマイナス幅が縮小した。

東北経済産業局管内では、6県平均7.2ポイント上昇しマイナス幅が縮小(▲21.8→▲14.6)した。また、東北6県では全県好転を示した。岩手県に関しては全産業平均9.3ポイント上昇しマイナス幅が縮小(▲24.3→▲15.0)し、3期ぶりに好転を示した。

調査結果の詳細につきましてはこちらをご参照ください。

おすすめの記事